防衛医科大学校学生の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
防衛医科大学校学生とは将来、医師である幹部自衛官となる者を養成する制度です。入学した当初から防衛省職員・国家公務員としての身分となりますので、入学金や授業料もいらず、毎月学生手当も支給されますので、ある意味国のお金で医師の資格が取れるという事もあって、非常に人気の高い進路先となっています。
平均年収や給料
防衛医科大学校学生は防衛省職員という形で国家公務員扱いとなりますので、入学金や授業料も要らず、食事、一部被服や寝具なども支給されます。また、学生手当という形で給料収入も発生しますので、難関な採用試験に通れば、金銭的には非常に安定した状態になることが可能です。具体的な毎月の給料収入は平成17年度12月の時点では106600円であり、それに年2回のボーナスがつくそうです。
給料以外の特典
防衛医科大学校学生の特典は、職種としては非常に安定した自衛隊に幹部候補生として入れるだけではなく、医師としての免許を取得できるということでしょう。卒業後9年間は自衛隊に勤務する義務があり、それ以前に自衛隊を辞めると卒業までの経費5000万円近くを償還しなければならなくなりますが、つぶしの効かない単なる自衛隊員に比べて、医師免許をもっているので将来的な安定度がかなり違います。