家庭裁判所調査官補1種
どんな資格?
家庭裁判所調査官とは、家庭裁判所で取り扱っている離婚・相続などの家庭内紛争である家事事件や少年事件などについて、家事事件では紛争当事者や子供に、少年事件では事件の当事者である少年と保護者などにそれぞれ面接を行い、原因や背景を調査するのが主な仕事となります。
家庭裁判所調査官になるには、受験年度の4月1日現在において満21歳以上、満30歳未満の人が、家庭裁判所調査官補採用Ⅰ種試験を受験して合格し、家庭裁判官調査官補として採用される必要があります。
資格種類
国家資格
合格率
約5%
受験資格
受験する年の4月1日現在、満21歳以上満30歳未満の者
試験内容
【1次試験】
1:教養試験
2:専門試験(選択式):心理学、社会学、社会福祉学、教育学、題法律学
【2次試験】
1:教養試験
2:専門試験(論文式:2科目選択):臨床心理学、発達心理学、社会心理学、家族社会学、社会病理学、社会福祉援助技術、児童福祉論、老人福祉論、教育方法学、教育心理学、教育社会学、民法、刑法)
※児童福祉論と老人福祉論は同時選択できない
3:口述試験
試験日
【1次試験】:5月
【2次試験(教養)】:5月
【2次試験(専門・口述)】:6月
試験地
札幌、仙台、東京、大阪、名古屋、高松、広島、福岡、那覇
申し込み先・申し込み方法
最高裁判所事務総局人事局任用課試験第二係
〒102-8651 東京都千代田区隼町4-2
℡03(3264)8111
受験料
無料