入国警備官の実態調査
取得後の将来性、平均年収、給料、給料以外の特典
将来性
国際交流の盛んに行われている影響で、現在は、世界各国から多くの人々が日本をを訪れています。その目的はさまざまですが,韓国人武装スリ団などのニュースでお馴染みのように、中には観光などの目的を装って入国し,犯罪に走る外国人や、不法就労を行う外国人もいます。
入国警備官は,これら法律に違反する外国人に対して厳正に対処し,日本の安全と国民生活を守り社会秩序を維持するという重要な使命を担う仕事です。
外国人の不法残留者は年々増加傾向にあり、入国警備官の職務も今後ますます増加することが予想され、重要性も高まっています。
平均年収や給料
入国警備官の平均年収は,危険が伴い、勤務時間なども不規則である場合が多い公安職として公安職俸給表の一が適用され,一般の国家公務員より高い水準の給料収入が保証されています。また、扶養手当や住居手当、通勤手当、ボーナスなどもあり、それなりの月給を貰えているようです。
実際の入国警備官の平均年収は700万円~800万円程度とも言われています。
給料以外の特典
入国警備官は,常に外国人と接するため,必要な法律知識のほか,高い品性と豊かな国際感覚が求められ,優れた語学力も備える必要があります。その為、十分な能力を身に付けるために、様々な研修の機会が設けられています。
採用直後に行われる初任科研修では全寮制で約4か月間にわたり,憲法・行政法・外国人登録法・出入国管理及び難民認定法など,業務に必要な基礎的な法律知識や,外国語のなどの学科の学習をはじめ,武道訓練・逮捕術・けん銃操作訓練などの職務に直結した訓練が行われ、採用後4年以上の職員にはより高度な法律知識の習得や実務の習熟を図るための講義・実習を行う中等科研修があります。
また語学学校の専門課程で英語,朝鮮語,中国語などを学ぶ長期委託研修を行う語学委託研修等もあり、様々な技能を身に付けることができるでしょう。