bind_head_sihou_keisatu_syoubou_950_375.jpg

仕事・資格の名前から探す

消防設備点検資格者

どんな資格?

 消防設備点検資格者とは、災害が起きたときに人命が損なわれる可能性の高い公共施設やデパート、ホテル、劇場などといった建物において、スプリンクラーや消火栓、消化器などが正しく設置され、維持管理されているかどうかを点検するために必要な知識があることを認定する国家資格です。
 消防設備点検資格者は、点検できる消防設備の種類によって機械系統の点検を行える第1種と電気系統の点検を行える第2種に分かれています。
 消防設備点検資格者になるには、所定の前提資格や学歴、実務経験などが必要とされる消防設備士点検資格者の講習を受け、その後の修了試験に合格しなければなりません。

資格種類

国家資格

合格率

約80%

受験資格

1:甲種又は乙種の消防設備士 2:第1種又は第2種電気工事士
3:1級又は2級の管工事施工管理技士 4:水道布設工事監督者の資格を有する者
5:建築設備検査資格者、特殊建築物等調査資格者又は昇降機検査資格者
6:1級又は2級の建築士 7:技術史の第2次試験に合格した者(機械部門、電気・電子部門、科学部門、水道部門又は衛生工学部門にかかるものに限る)
8:第1種、第2種又は第3種の電気主任技術者
9:1級、2級又は3級の海技士(機関) 10:建築基準適合判定資格者検定に合格した者
11:消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事又は設備について5年以上の実務経験を有する者
12:消防行政にかかる事務のうち消防用設備等にかかる事務に関し1年以上の実務経験を有する者
13:建築行政にかかる事務のうち建築物の構造及び建築設備に係る事務に関し2年以上の実務経験を有する者
14:学校教育法による大学もしくは高等専門学校、旧大学令による大学又は旧専門学校令による専門学校において機械、電気、工業化学、土木又は建築に関する学科を修めて卒業した後、消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事又は整備について1年以上の実務経験を有する者
15:学校教育法による高等学校もしくは中等教育学校又は旧中等学校令による中等学校において、機械、電気、工業科学、土木又は建築に関する学科を修めて卒業した後、消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事又は整備について2年以上の実務の経験を有する者

試験内容

【第1種】
1:消防法規 2:消防設備等及び特殊消防用設備等の点検制度 3:火災予防概論 4:建築基準法器 5:消火器具 6:非常電源・配線 7屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備、泡消火設備、屋外消火栓設備、連結散水設備、連結送水管、パッケージ型消火設備、パッケージ型自動消火設備 8:不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備、動力消防ポンプ設備、消防用水、総合操作
【第2種】
1:消防法規 2:消防設備等及び特殊消防用設備等の点検制度 3:火災予防概論 4:建築基準法器 5:避難器具、排煙設備 6:非常電源、配線 7:漏電火災警報器、誘導灯、誘導標識、非常コンセント設備、無線通信補助設備 8:自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備、非常警報器具、非常警報設備、総合操作盤

試験日

各地において年間を通して行われており、3日間を通して行われる。
詳細は要問い合わせ

試験地

全国主要都市:要問い合わせ

申し込み先・申し込み方法

(財)日本消防設備安全センター 業務部
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-9-16日本消防会館7F
℡03(3501)7912

受験料

33,000円

消防設備点検資格者の気になる話題