弁理士
どんな資格?
弁理士とは、企業や発明家などの努力の結晶であるアイデアや発明した新製品の権利を特許権、実用新案権、意匠権、商標権などの形で保護する為に、権利者に代わって特許庁に出願・申請・登録を行うのに必要な国家資格です。また、他の企業の取り消しあるいは無効とする為の異議申し立て手続きなども弁理士の業務となります。
弁理士になるには、特許庁が行う弁理士国家試験に合格する必要があります。弁理士国家試験は、短答式と論文式の筆記試験および口述試験により行われ、論文式試験は短答式試験に合格した者に対して、口述試験は論文式試験に合格した者に対して行われます。
資格種類
国家資格
合格率
約7%
受験資格
弁理士試験は、学歴、年齢、国籍等による制限は一切なし
試験内容
【短答式筆記試験】
1:工業所有権に関する法令 2:工業所有権に関する条約
3:著作権法 4:不正競争防止法
【論文式筆記試験】
[必須科目]
1:特許・実用新案に関する法令 2:意匠に関する法令
3:商標に関する法令
[選択科目]
1:地球工学 2:機械工学 3:物理工学 4:情報通信工学
5:応用化学 6:バイオテクノロジー 7:弁理士の業務に関する法律の中から1科目を選択
【口述試験】
1:工業所有権に関する法令
試験日
【短答式筆記試験】:5月
【論文式筆記試験】:6月、7月
【口述試験】:10月
試験地
【短答式筆記試験】:東京、大阪、仙台、名古屋、福岡
【論文式筆記試験】:東京、大阪
【口述試験】:東京
申し込み先・申し込み方法
特許庁総務部秘書課弁理士室 試験第一班
〒100-8915 東京都千代田区霞が関3-4-3
℡03(3581)1101/Fax03(3592)5222
受験料
12,000円